お金を貯めるのはテクニックです。コツコツ節約して貯めたあとは、それを元手にして、資産運用でさらに増やしていく。この仕組み作りができるか、できないかがポイントとなります。
お金を貯めるテクニックは色々とあります。ここに挙げたのは一例です。お金を貯める仕組みが出来れば、あとはそれを習慣としていくことが大切になります。
<貯金がないときにやること>
貯金がない人は、毎月のお金の流れをみていない人が多いです。まずは毎月、何にいくら使っているのか?
家計簿ほど細かくなくていいので、食費がいくら、光熱費がいくらと、ざっくり今の状況を把握しましょう。
<貯金をする仕組みを作る>
次に貯金をする、仕組みを作りましょう。せっかく預金にまわせるお金ができても、普通口座に入れておいたのでは、すぐに出し入れができるのでお金は貯まりません。出し入れがしにくい定期預金や、月々決まった額を預け入れる積立などの金融商品に貯金して、お金にロックをかけましょう。
<主な預金商品>
・スーパー定期
定期預金の代表的な商品。固定金利。
・期日指定定期預金
据置期間は1年。据置期間経過後に満期日をしてする。
・変動金利定期預金
6か月ごとに適用金利が見直される変動金利型の定期預金。
<ゆうちょ銀行の主な商品>
・定期貯金
6か月預ければ、いつでも引き出し可能。
・定期貯金
預入期間が決まっている。3年未満は単利だが、3年以上は複利になる。
<その他の金融商品>
・株式累積投資(るいとう)
毎月決まった額を投資し、一つの銘柄の株を少しずつ購入していく。同じ銘柄を毎月、買い続けることで安いときには多く購入できるし、高い月は少ない株だがそれを続けることでいずれは株が手に入る。ドル・コスト平均法という、運用のテクニック。
・積立投資信託
月々決まった額を販売会社は投資家からあつめ、それを専門家の投資信託委託会社がその資金を、株式、公社債、金融派生商品、海外の市場、不動産などに投資をして、利益を還元する投資。
まだまだ色々と資産運用に効果のある金融商品はあります。色々な情報を集めて、少しでも有利な商品を見つけましょう。
働き手が2人以上の世帯で、2020年の貯蓄現在高(平均値)は1,791万円です。年代別の貯蓄残高は下のグラフを参照してください。
※参考:家計調査報告(家計収支編)2020年(令和2年)平均結果の概要
どうでしょう。自分の年齢と比べて、預金額は平均以上でしょうか? 少なかった人は、早急に貯金するしくみをつくる必要があります。
ではここでおさらいの意味も込めて、貯金ができない人の特徴をみてみましょう。
<ルーズな性格は貯金が苦手>
貯金ができない人は、ルーズな性格の人が多いです。特に時間が守れない人は、計算が苦手という傾向にあります。目的地に向かうまでの段取りを考え、そこに予定通りにつくための逆算が出来ない人は、貯金もできません。
また自制がきかないという人の中には、欲しい物を手当たり次第買ってしまい、貯金残高がいつも0円という人もいます。
短期で面倒くさがりの性格も、貯金がどうやったら増えるのかなど考えるのが面倒なので、お金がたまりません。
自分がこのどれかのタイプに入る人は、まずここから直していきましょう。そして貯金ができる体質に改善するところから始めましょう。
最後に、サラリーマンにとって大きな収入源となるボーナス。これを上手に活用できるかどうかで、貯金の増え方は大きく違います。ボーナスが入ったら、そのまま普通口座に寝かせておくのは一番ダメなパターンです。これを元手に、新しい投資を考える人が、貯金を増やす人です。
ボーナスは月々の貯蓄とは別に考えましょう。確実に増やしたいのであれば、スーパー定期預金などがいいでしょう。また銀行の財形貯蓄で増やすのもオススメです。さらに株を買って、投資を始めてみるのもいいでしょう。タイミングがあえば公社債を買ってみるのもいいかも知れません。投資するマーケットは多数あるので、その時のタイミングにあった金融商品を見つけるのが貯金を増やすコツです。
コツコツ貯めるのも大事。そしてある程度まとまったお金を手にしたら、それを上手に活用して、資産を運用していくテクニックが実はもっとも大切なのです。
どうでしょう? お金を貯める方法がなんとなくわかってきたでしょうか。しかしこれはまだまだ序章です。投資スキルには、タイムリーな情報が必要不可欠です。それは日ごろから新聞やネットなどをチェックしておく。そして少しでも、新しい情報をキャッチする力が大切です。しかし有益な情報を手に入れても、それを活用するテクニックがないと、意味がありません。そのためにはIOSマネーセミナーなどで、今の金融情勢を学ぶのも手です。旬な情報と資産運用の基礎知識、それを使いこなせる人が、貯蓄を増やせる人でもあるのです。
(本記事は2019年3月現在の情報です)
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